メインコンテンツへスキップ

JLPT N1文法:意味で分けた5グループ・20の大事な文型と使い分け

約7分で読めます

N1で難しいのは意味を覚えることではなく、似ている文型から正しいものを選ぶことです。が早いか、や否や、なり、たところで、をよそに、をもって など20の文型を5つの意味のグループに分け、例文、使い分け、5問の練習問題とともに説明します。

Ilustrasi seorang pembelajar Asia Tenggara bersweter biru tua duduk di meja belajar di bawah lampu, memilah kartu-kartu kosong berwarna ke beberapa wadah biru, hijau, dan oranye, dengan ikon buku tata bahasa bertanda pembatas warna-warni, lembar jawaban pilihan ganda bertanda centang hijau, dan stopwatch oranye.

JLPT N1文法:意味で分けた5グループ・20の大事な文型と使い分け

N1になると、問題は「この文型を知らない」ことではなくなります。「意味が似ているのは知っているけれど、どれが正しいかわからない」ことです。たとえば、が早いか、や否や、なりは、どれも「〜すると、すぐに」という意味です。JLPTの問題でも、選択肢にはこのような意味の近い文型がよく並びます。

そこでこの記事では、N1の文型を五十音順に並べるのではなく、20の文型を5つの意味のグループに分け、グループの中の小さな違いを説明します。N2の文法をひととおり学び、N1の準備をしている人のための記事です。

大事な注意:JLPTは、レベルごとの文法項目の公式リストを出していません。この記事の文型は、N1の対策書でよく取り上げられるものであり、試験に必ず出るものではありません。

この記事の読み方

それぞれの文型は、次の形で書いています。

  • 文型 — インドネシア語での意味
  • 接続(動詞の辞書形、名詞など)
  • 例文とインドネシア語訳(インドネシア語版)
  • 使い方の注意

N2の似ている文型にまだ自信がない人は、先にJLPT N2のまぎらわしい文法を読んでください。

グループ1:「〜すると、すぐに」(とても近い時間)

1. 〜が早いか

  • 接続:動詞の辞書形/た形+が早いか
  • 彼はベルが鳴るが早いか、教室を飛び出した。
  • 注意:実際に起きたことを述べ、ふつうは他人のことに使います。後ろに命令、誘い、希望は来ません。

2. 〜や否や(やいなや)

  • 接続:動詞の辞書形+や否や
  • ドアが開くや否や、子どもたちは外へ走り出した。
  • 注意:書き言葉の感じがあります。が早いかと同じく、後ろに命令や希望は来ません。

3. 〜なり

  • 接続:動詞の辞書形+なり
  • 父は家に帰るなり、何も言わずに部屋に入った。
  • 注意:前後の主語が同じで、ふつうは第三者です。後ろの行動は、突然のことや、ふだんと違うことが多いです。

4. 〜そばから

  • 接続:動詞の辞書形/た形+そばから
  • 片付けるそばから、子どもがおもちゃを散らかす。
  • 注意:何度もくり返すことに使い、いらいらした気持ちを表すことが多いです。

使い分け: くり返しの話ならそばから。主語が同じで、行動が意外ならなり。が早いかとや否やはいちばん近く、や否やのほうがかたい言い方です。

グループ2:「〜ても」「たとえ〜でも」

5. 〜といえども

  • 接続:名詞/普通形+といえども
  • 専門家といえども、間違えることはある。
  • 注意:特別だと思われる人やものでも、ふつうのことからは逃れられない、という意味です。

6. 〜たところで

  • 接続:動詞のた形+ところで
  • 今から急いだところで、終電には間に合わないだろう。
  • 注意:後ろにはほとんどいつも、よくない結果や意味のない結果が来ます。

7. 〜ないまでも

  • 接続:動詞のない形+までも
  • 毎日とは言わないまでも、週に一度は運動したい。
  • 注意:後ろには、せめてこれくらいはという最低限の程度が来ます。

8. 〜ものを

  • 接続:普通形+ものを
  • 早く相談すればよかったものを、一人で悩んでいた。
  • 注意:残念な気持ちや非難を表します。〜ばいいものを/〜ばよかったものを の形がよく使われます。

使い分け: たところで=やっても意味がない。ないまでも=Aまではしなくても、せめてB。ものを=後悔や非難。といえども=特別な人やものでも。

グループ3:強い気持ちと「〜ならでは」

9. 〜ならではの

  • 接続:名詞+ならではの+名詞
  • これは京都ならではの景色だ。
  • 注意:ほめるときに使います。

10. 〜てやまない

  • 接続:動詞のて形+やまない
  • 皆様のご健康を願ってやみません。
  • 注意:願う、祈る、愛する などの気持ちを表す言葉と使います。スピーチやあらたまった手紙によく出てきます。

11. 〜を禁じ得ない(きんじえない)

  • 接続:名詞+を禁じ得ない
  • 被害者の話を聞いて、涙を禁じ得なかった。
  • 注意:涙、怒り、同情、驚き などの名詞とよく使います。

12. 〜極まりない(きわまりない)

  • 接続:な形容詞(なを取る)+極まりない
  • 連絡もなく休むなんて、失礼極まりない。
  • 注意:失礼、危険、不愉快 など、ふつうはよくないことに使います。

グループ4:「〜を気にしないで」「〜に負けないで」

13. 〜をよそに

  • 接続:名詞+をよそに
  • 家族の心配をよそに、彼は一人で旅に出た。
  • 注意:批判の気持ちがふくまれることが多いです。

14. 〜をものともせず

  • 接続:名詞+をものともせず
  • 選手たちは強い雨をものともせず、最後まで走り続けた。
  • 注意:勇気をほめる言い方です。自分のことには使いません。

15. 〜もかまわず

  • 接続:名詞+もかまわず
  • 彼女は人目もかまわず、大声で泣いた。
  • 注意:人目、時間 など、ふつうは気にすることといっしょに使います。たとえば「時間もかまわず電話をかけてくる」。

16. 〜いかんにかかわらず

  • 接続:名詞+の+いかんにかかわらず
  • 理由のいかんにかかわらず、提出期限を過ぎた書類は受け付けません。
  • 注意:あらたまった言い方です。〜いかんによらず、〜いかんを問わず という形もあります。

使い分け: をよそに=ほかの人の気持ちを無視する(批判)。をものともせず=困難に負けない(ほめる)。もかまわず=マナーやまわりの状況を気にしない。

グループ5:あらたまった言い方 — 区切り、基準、始まり

17. 〜をもって

  • 接続:名詞+をもって
  • 本日をもって、申し込みの受付を終了いたします。
  • 注意:お知らせや公式の文書によく出てきます。

18. 〜に即して(そくして)

  • 接続:名詞+に即して
  • 事実に即して、報告書を書いてください。

19. 〜を皮切りに(かわきりに)

  • 接続:名詞+を皮切りに
  • 東京公演を皮切りに、全国10都市でコンサートが行われる。
  • 注意:始まりのあと、活動が広がっていくときに使います。

20. 〜に至るまで(いたるまで)

  • 接続:名詞+に至るまで
  • 小さな部品に至るまで、すべて検査します。
  • 注意:範囲がとても広いことを強調します。

グループ5の文型の多くは、会社や役所からの手紙にも出てきます。ほかの例は公的な文書のかたい言葉にあります。

ミニ練習(5問)

いちばんよいものを選んでください。

  1. 母は雨が降り出す( )、洗濯物を取り込んだ。 — a. や否や/b. そばから/c. ものを
  2. 何度説明した( )、彼は聞く耳を持たないだろう。 — a. ところで/b. ないまでも/c. ならではの
  3. 周囲の反対( )、彼女は会社を辞めて留学した。 — a. をもって/b. をよそに/c. に即して
  4. 地元の人( )知らない、隠れた名店を紹介します。 — a. ならでは/b. といえども/c. に至るまで
  5. 本日の会議は、これ( )終了いたします。 — a. を皮切りに/b. をもって/c. いかんにかかわらず

答え: 1-a、2-a、3-b、4-b、5-b

かんたんな説明:(1) 一度だけのことでくり返しではないので、や否や。(2) やっても意味がない → たところで。(3) まわりの反対を気にしない → をよそに。(4) 地元の人でも知らない → といえども。(5) 公式な終わりのあいさつ → をもって。

効率のよい勉強のしかた

  • 文型ごとではなく、グループごとに覚える。 が早いかを覚えるときは、や否や、なり、そばからとすぐに比べます。
  • 文の後ろの部分を見る。 後ろが命令か、よくない結果か、ほめる内容かを見るだけで、答えがわかる問題が多くあります。
  • あらたまった文章を読む。 グループ5の文型は、お知らせやニュースによく出てきます。長い文章の読み方はJLPT N2〜N1 読解の解き方にあります。
  • 語彙も忘れない。 N1の文型には、音が似ている漢字がよく使われます。同音異義語と文字・語彙の解き方も練習しましょう。

関連記事

ご注意: この記事は日本語学習のための教材です。JLPTは文法項目の公式リストを出していないため、この記事の文型が試験に出るとは限りません。また、この記事で学んでも合格が保証されるわけではありません。試験の公式情報は、JLPTの公式サイトで確認してください。

Kartu belajar tata bahasa JLPT N1 bagian 1: 10 pola seperti ~が早いか, ~や否や, ~なり, ~たところで, dan ~ならではの, dengan cara baca romaji dan arti bahasa Indonesia.
Kartu belajar tata bahasa JLPT N1 bagian 2: 10 pola seperti ~を禁じ得ない, ~をよそに, ~をものともせず, ~をもって, dan ~を皮切りに, dengan cara baca romaji dan arti bahasa Indonesia.
共有WhatsAppLINEFacebook