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補助動詞6つの使い分け|〜ておく・〜てある・〜てしまう・〜てみる・〜ていく・〜てくる【JLPT N4】

約7分で読めます
Ilustrasi artikel: enam kata kerja bantu bentuk て dalam bahasa Jepang (て形の補助動詞6つ)
て形はもう覚えたのに、先輩に「準備しておいて」「もう終わってしまった」と言われると意味が変わって聞こえる。変わっているのは動詞そのものではなく、後ろにくっついている補助動詞です。

Yang akan kamu pelajari:

  • 職場で最もよく出てくる、て形の補助動詞6つの意味とニュアンス
  • 「〜ておく」(準備)と「〜てある」(結果の状態)の違い
  • 「〜てしまう」が「完了」を表す場合と「後悔」を表す場合
  • 「〜ていく」「〜てくる」が示す時間の向き
  • 会話でよく使う短縮形「〜とく」「〜ちゃう」

なぜここが抜けやすいのか

教室では、て形は文をつなぐ形や依頼の形(〜てください)として習うことが多いです。しかし職場では、て形はほとんどの場合、補助動詞(ほじょどうし)とセットで使われます。

この補助動詞こそが、最も重要な情報を運んでいます。その作業が準備なのか、すでに完了しているのか、試しにやってみることなのか、これから変化していくことなのか。ここが抜けると、分かったつもりで指示を取り違えてしまいます。

日本語能力試験の公式説明によると、N4は「基本的な日本語を理解することができる」レベルで、日常生活の中でも身近な話題の文章を読んで理解できることが目安とされています。以下の6つの型は、まさにその範囲にあります。形は簡単ですが、意味を決めるのはこの部分です。

1. 〜ておく — 準備として先にやっておく

「今」何かをして、「後で」楽になるようにする表現です。作業指示で最もよく出てきます。

  • 準備しておく(じゅんびしておく)= menyiapkan lebih dulu — 例:明日の会議の資料を準備しておきます。
  • 確認しておく(かくにんしておく)= mengecek lebih dulu — 例:出発の前に、天気を確認しておいてください。
  • 買っておく(かっておく)= membeli lebih dulu — 例:週末に食べ物を買っておきました。
  • 覚えておく(おぼえておく)= mengingat baik-baik — 例:この番号を覚えておいてください。

大事な点は、「〜ておく」が常に先を向いていることです。先輩の「やっておいて」は、単に「やって」ではなく「その時が来る前にやって」という意味になります。

2. 〜てある — 誰かがやって、その状態が残っている

「〜てある」は他動詞を使い、結果の状態を表します。誰かがすでにやっていて、その結果が今も見えている状態です。

  • 書いてある(かいてある)= sudah tertulis — 例:紙に名前が書いてあります。
  • 貼ってある(はってある)= sudah ditempel — 例:ドアにお知らせが貼ってあります。
  • 置いてある(おいてある)= sudah diletakkan — 例:机の上に鍵が置いてあります。

「〜ておく」との違いは、「〜ておく」が準備の行為を強調するのに対し、「〜てある」は残っている状態を強調する点です。

  • エアコンをつけておきます = 今つけておく(後で涼しくなるように)
  • エアコンがつけてあります = すでに誰かがつけていて、今ついている

3. 〜てしまう — 完全に終わる、または後悔する

「〜てしまう」には2つの意味があり、文脈で決まります。

1つ目は完全に終わるという意味です。

  • 読んでしまう(よんでしまう)= membaca sampai habis — 例:この本を今日中に読んでしまいます。
  • やってしまう = menyelesaikan sekaligus — 例:面倒な作業は先にやってしまいましょう。

2つ目は後悔・うっかりという意味です。

  • 忘れてしまう(わすれてしまう)= lupa — 例:パスワードを忘れてしまいました。
  • 壊してしまう(こわしてしまう)= merusak tanpa sengaja — 例:会社のコップを壊してしまいました。
  • 遅れてしまう(おくれてしまう)= jadi terlambat — 例:電車が止まって、遅れてしまいました。

職場ではこの2つ目が報告のときに重要になります。「壊しました」は事実だけの響きですが、「壊してしまいました」は、それが失敗だと分かっていて申し訳なく思っている気持ちが伝わります。

4. 〜てみる — 試しにやってみる

試しに何かをする、という意味です。軽い響きなので、上司に提案するときにも使いやすい表現です。

  • 食べてみる(たべてみる)= mencoba makan — 例:新しいお店のラーメンを食べてみました。
  • 聞いてみる(きいてみる)= mencoba menanyakan — 例:課長に聞いてみます。
  • やってみる = mencoba melakukan — 例:難しそうですが、やってみます。

「やってみます」はとても便利な返事です。結果を約束せずに、やる気があることを伝えられます。

5. 〜ていく — これから先へ続く

主な使い方は2つ、話し手から遠ざかる動きと、未来へ続く変化です。

  • 帰っていく(かえっていく)= pulang menjauh — 例:みんな家に帰っていきました。
  • 増えていく(ふえていく)= akan terus bertambah — 例:外国人の社員はこれから増えていくでしょう。
  • 続けていく(つづけていく)= akan terus melanjutkan — 例:日本語の勉強を続けていきたいです。

6. 〜てくる — 過去から今まで、または近づく

反対に、話し手に近づく動きと、過去から現在までの変化を表します。

  • 持ってくる(もってくる)= membawa ke sini — 例:明日、在留カードを持ってきてください。
  • 慣れてくる(なれてくる)= mulai terbiasa — 例:仕事に少しずつ慣れてきました。
  • 寒くなってくる(さむくなってくる)= mulai terasa dingin — 例:十一月から寒くなってきます。

覚え方は簡単です。「くる」は自分の方へ引き寄せ、「いく」は自分から遠ざける。空間でも時間でも同じです。

会話で使われる短縮形

現場では、長い形をそのまま言う人はほとんどいません。短縮形を知らないと、まったく別の言葉に聞こえてしまいます。

  • 〜ておく → 〜とく — 例:やっとくね。(=やっておくね)
  • 〜でおく → 〜どく — 例:読んどいて。(=読んでおいて)
  • 〜てしまう → 〜ちゃう — 例:忘れちゃった。(=忘れてしまった)
  • 〜でしまう → 〜じゃう — 例:飲んじゃった。(=飲んでしまった)

短縮形はくだけた言い方です。同僚には使えますが、上司やお客様には長い形を使いましょう。

インドネシア人学習者がよく間違えるところ

  • 自動詞に「〜てある」を使ってしまう。:ドアが開いてあります。:ドアが開けてあります/ドアが開いています。
  • 「〜てしまう」を必ず悪い意味だと思ってしまう。「早く終わらせてしまおう」は前向きで効率的な言い方です。
  • 上司への報告で「〜ちゃう」を使ってしまう。正式な報告では「〜てしまいました」を使います。
  • 「いく」と「くる」の向きを取り違える。「持っていきます」はここからあちらへ、「持ってきます」はこちらへ運ぶ意味です。

Yuk Latihan!

空欄に合う補助動詞を入れてください。

  • 明日プレゼンがあるので、今日のうちに資料を作っ(  )ます。
  • 壁に会社のルールが貼っ(  )ます。
  • 財布を電車の中に忘れ(  )ました。
  • おいしそうですね。一口食べ(  )もいいですか。
  • 日本での生活にだんだん慣れ(  )ました。

答え:ておき/てあり/てしまい/てみて/てき

おまけ:「窓を閉めておいてください」を会話の短縮形にしてみましょう。(答え:窓を閉めといて)

Ringkasan

  • 〜ておく = 後のために先にやっておく準備
  • 〜てある = 誰かがやって、その状態が今も残っている(他動詞)
  • 〜てしまう = 完全に終わる、または後悔・うっかり
  • 〜てみる = 試しにやってみる。軽く丁寧な響き
  • 〜ていく = これから先へ続く、または遠ざかる
  • 〜てくる = 過去から今まで、または近づく
  • 〜とく・〜ちゃうはくだけた短縮形。上司には使わない

この6つは、毎日の作業指示の中に必ず出てきます。補助動詞を聞き取れるようになると、今まであいまいだった指示の意図がはっきり分かるようになります。

Referensi & Sumber

  • 日本語能力試験(JLPT)「N1〜N5:認定の目安」 — https://www.jlpt.jp/about/levelsummary.html (確認日:2026年7月30日)

学習カード(スマホに保存していつでも復習!)

Kartu belajar kata kerja bantu bentuk て bahasa Jepang dengan arti bahasa Indonesia (て形の補助動詞 学習カード)
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