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日本語の受身形・使役形・使役受身形(N4〜N3)完全ガイド

約9分で読めます
Ilustrasi bentuk pasif, kausatif, dan kausatif-pasif bahasa Jepang
「これ、誰に頼まれましたか」と言われて三秒考え込んでしまう方は少なくありません。受身形と使役形はN4〜N3の大きな壁ですが、型が入ってしまえば職場の日本語は一気に読みやすくなります。

Yang akan kamu pelajari:

  • 受身形(うけみけい)= bentuk pasif の作り方をグループ別に整理します
  • 使役形(しえきけい)= bentuk kausatif(〜させる)の作り方と使い分けを学びます
  • 使役受身形(しえきうけみけい)= disuruh melakukan の作り方を学びます
  • 工場・事務所・病院で実際に使う例文を20以上紹介します
  • 日本の会社で毎日使われる「〜させていただきます」の使い方を覚えます
  • インドネシア出身の方がよく間違えるポイントとその直し方を確認します

この三つの形が重要な理由

インドネシア語では動作主を自由に省略できます。「Mesinnya sudah dimatikan(機械はもう止められました)」のような言い方です。日本語も同じことをしますが、その方法は動詞の形そのものを変えることです。報告書(ほうこくしょ)= laporan kerja、機械のマニュアル、公式のお知らせなどでは、ほぼ毎行に受身形が出てきます。日本語は「誰がしたか」より「何が起きたか」を前に出す言語だからです。

使役形の役割は少し違いますが、同じくらい大切です。使役形は敬語の鍵になります。「明日休ませていただけませんか」は「明日休みたいです」よりずっと丁寧で、大人らしい響きになります。

1. 受身形(うけみけい)= bentuk pasif

作り方

グループI(五段動詞 / godan) — 語尾をあ段に変えて「れる」を付けます。

  • 書く(かく)→ 書かれる(かかれる)= ditulis
  • 呼ぶ(よぶ)→ 呼ばれる(よばれる)= dipanggil
  • 話す(はなす)→ 話される(はなされる)= dibicarakan
  • 使う(つかう)→ 使われる(つかわれる)= dipakai ※「う」で終わる動詞は「わ」になります

グループII(一段動詞 / ichidan) — 「る」を取って「られる」を付けます。

  • 見る(みる)→ 見られる(みられる)= dilihat
  • 食べる(たべる)→ 食べられる(たべられる)= dimakan
  • 開ける(あける)→ 開けられる(あけられる)= dibuka

グループIII(不規則)

  • する → される = dilakukan
  • 来る(くる)→ 来られる(こられる)= didatangi

助詞は「に」を使います

  • 褒められる(ほめられる)= dipuji / 部長に褒められました。= Saya dipuji oleh kepala bagian.
  • 叱られる(しかられる)= dimarahi / 遅刻して先輩に叱られました。= Saya dimarahi senior karena terlambat.
  • 頼まれる(たのまれる)= dimintai tolong / 田中さんに残業を頼まれました。= Saya dimintai tolong lembur.
  • 選ばれる(えらばれる)= dipilih / 今年の優秀社員に選ばれました。= Saya dipilih sebagai karyawan terbaik.

迷惑の受身(めいわくのうけみ)= pasif kerugian

ここが一番分かりにくい部分です。日本語では「自分が困った・損をした」という気持ちを受身形で表します。

  • 雨に降られる(あめにふられる)= kehujanan / 帰り道で雨に降られました。
  • 足を踏まれる(あしをふまれる)= kaki terinjak / 満員電車で足を踏まれました。
  • 財布を盗まれる(さいふをぬすまれる)= dompet dicuri / 駅で財布を盗まれました。

よく見てください。盗まれた物(財布)には「を」が付いたままです。文の主語が「私」だからです。ここはインドネシア語と大きく違う点です。

2. 使役形(しえきけい)= bentuk kausatif

「〜させる」は「命じる」「そうさせる」「許可する」という意味になります。

作り方

グループI — あ段 + せる

  • 書く → 書かせる(かかせる)= menyuruh menulis
  • 待つ(まつ)→ 待たせる(またせる)= membuat menunggu
  • 休む(やすむ)→ 休ませる(やすませる)= mengizinkan istirahat

グループII — 「る」を取って + させる

  • 食べる → 食べさせる(たべさせる)= menyuruh makan
  • 覚える(おぼえる)→ 覚えさせる(おぼえさせる)= menyuruh menghafal

グループIII — する → させる / 来る → 来させる(こさせる)

助詞は他動詞なら「に」、自動詞なら「を」

  • 部長は私に資料を作らせました。= Kepala bagian menyuruh saya membuat dokumen.
  • 先生は学生を立たせました。= Guru menyuruh murid berdiri.

一番役に立つ形「〜させていただきます」

直訳すると「〜する許可をいただきます」となり、とても謙虚な響きになります。日本の職場では一日に何十回も耳にする表現です。

  • 説明させていただきます(せつめいさせていただきます)= Izinkan saya menjelaskan / それでは、説明させていただきます。
  • 確認させてください(かくにんさせてください)= Izinkan saya memeriksa / すみません、もう一度確認させてください。
  • お先に失礼させていただきます = Izinkan saya pulang lebih dulu / 用事があるので、お先に失礼させていただきます。
  • 明日休ませていただけませんか = Bolehkah saya izin libur besok? / 体調が悪いので、明日休ませていただけませんか。

3. 使役受身形(しえきうけみけい)= disuruh melakukan

使役形を受身にした形です。「自分は本当はやりたくないのに、させられた」というニュアンスになります。

作り方

まず使役形にして、「せる」を「せられる」に変えます。グループIでは、会話では短い「される」の形のほうがはるかによく使われます。

  • 書く → 書かせられる → 書かされる(かかされる)= disuruh menulis
  • 待つ → 待たせられる → 待たされる(またされる)= dibuat menunggu
  • 飲む → 飲まされる(のまされる)= dipaksa minum
  • 食べる → 食べさせられる(たべさせられる)= dipaksa makan
  • する → させられる = dipaksa melakukan

実際の例文

  • 毎日残業させられています。= Saya dipaksa lembur setiap hari.
  • 飲み会で先輩にお酒を飲まされました。= Saya dipaksa minum alkohol oleh senior.
  • 病院で一時間も待たされました。= Saya dibuat menunggu sampai satu jam di rumah sakit.

大切な注意点があります。使役受身の文にはかなり強い不満の響きが含まれます。上司に向かって直接使うのは避けてください。友人に話すとき、あるいは本当に必要があって労働基準監督署(ろうどうきじゅんかんとくしょ)= kantor pengawas standar kerja に相談するときのために取っておきましょう。

4. 職場でそのまま使える表現

  • 説明が書かれています = Penjelasannya tertulis / マニュアルに手順が書かれています。
  • 規則で決められています = Sudah ditetapkan peraturan / 安全靴の着用は規則で決められています。
  • 名前を呼ばれたら = Kalau nama dipanggil / 名前を呼ばれたら、返事をしてください。
  • 使わせていただけますか = Bolehkah saya memakai ini? / このパソコン、使わせていただけますか。
  • 参加させていただきます = Saya akan ikut / 来週の会議、参加させていただきます。

5. よくある間違い

誤: 私は部長を褒められました。

正: 私は部長褒められました。受身文の動作主は必ず「に」を使います。

誤(上司に対して): 明日休みたいです。

正: 明日休ませていただけませんか。使役形+いただくにすると、「休みたい」が「休む許可をいただけますか」に変わり、職場でずっと安全な言い方になります。

注意: 「見られる」は受身か可能か。

「見られる」は「dilihat(受身)」と「bisa melihat(可能)」の両方の意味になります。文脈と助詞で判断してください。グループIなら形が違うので迷いません。書ける = bisa menulis、書かれる = ditulis です。

不自然: 待たせられました。

文法的には正しいのですが、日本人はほぼ必ず「待たされました」と言います。短い形のほうが自然です。

Yuk Latihan!

かっこの中を正しい形にしてください。

1. 私は部長( )叱られました。→ どの助詞ですか。

2. 部長は私に報告書を(書く → ?)ました。※menyuruh menulis

3. 満員電車で足を(踏む → ?)ました。※terinjak

4. すみません、この資料をコピー(する → ?)ていただけますか。※izinkan saya

5. 病院で二時間も(待つ → ?)ました。※dibuat menunggu

6. 安全靴の着用は規則で(決める → ?)ています。※sudah ditetapkan

答え: 1. に / 2. 書かせ / 3. 踏まれ / 4. させ / 5. 待たされ / 6. 決められ

Ringkasan

  • 受身形 = pasif。グループIはあ段+れる、グループIIはられる、するはされる、来るは来られるです。動作主には「に」を使います。
  • 迷惑の受身は損害を表し、被害を受けた物には「を」が付いたままです。財布を盗まれました。
  • 使役形 = menyuruh / mengizinkan。グループIはあ段+せる、グループIIはさせるです。
  • 「〜させていただきます」は日本の職場で最も重要な敬語の型です。最低三つ覚えましょう。説明させていただきます、確認させてください、休ませていただけませんか。
  • 使役受身形 = dipaksa melakukan。グループIは短い「される」を使い、不満の響きがあることを忘れないでください。
  • 自分の職場で本当に使う動詞で練習してください。辞書の百語よりも、的を射た十語のほうが役に立ちます。

Referensi & Sumber

  • 文化庁「日本語教育」: https://www.bunka.go.jp/seisaku/kokugo_nihongo/nihongokyoiku/

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Kartu belajar bentuk pasif dan kausatif bahasa Jepang